エチオピアン チョコレートオパールは、エチオピアでもほとんど採掘されず、
とても希少貴重なオパールで、世界中の多くのカッターや、コレクターが注目するオパールです。
とても不安定で、湿度、温度等の環境によって、研磨カットもとても難しいオパールです。
エチオピアの首都アディ・アベバ北東に160kmにある2500mの高原地帯シェバ地方で採掘されます。
オパールは800〜2700万年前に噴出した300〜400mの厚さの流紋岩の中の丸い凝灰岩ノジュール(団塊)の中から発見されます。数センチから20センチ程のノジュールからどの様なオパールが出て来るかは、割ってみないとわかりません。
この様な、チョコレート色の地色に鮮やかなレッド、イエロー、グリーン、ブルー、パープル、オレンジ等のマルチカラーの輝きを持つオパールは、ノジュール全体の1パーセント未満ととても希少です。
残りは、遊色のないオレンジ色や透明のクリスタルオパールが15パーセントで、残りの大半は、不透明なコモン・オパールです。また、こちらのオパールは蜂の巣構造の様な模様が鮮明なハニカムパターンが特徴的で、これは、エチオピアンオパールの中でも更に1パーセント程しか産出されず、その確率はノジュール1万個に1つあるかどうかという希少なものです。
こちらの原石は、フランス人の個人的なコレクターから、採掘から10年以上経っているものをお譲りいただいた貴重な原石でしたので、亀裂一つなく仕上げる事ができました。
エチオピア チョコレートオパール は、磨いても他のオパールとは違い、
水分をとても多く含んでいるため、磨いている際、指に吸い付いてくる様な感覚があります。
エチオピア チョコレートオパールに関しては、本当に磨き上げること事態がとても困難な事ですので、原石のままでも、とても珍しく、高価に取引されます。
また、磨いてあっても、ひびや亀裂が入っているものでも、とても高価に取引されます。
そんなエチオピア チョコレートオパールをこれ程まで、クラックもなく磨き上げ
マルチカラーの遊色の美しい、加えてハニカムパターンが鮮明に浮かび上がるエチオピアンオパールは他に見る事ができないでしょう。
博物館級のエチオピア チョコレートオパールです。
コレクション、もしくはオーダーメイドジュエリーにどうぞ。
鏡面仕上げ 。
枠付け等のご依頼承ります。
<中央宝石研究所の鑑別書を別途料金でご用意致します>
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